自然

竹島全島は暖帯林特有の照葉広葉樹に覆われ、いわゆるタブ型森林を構成しています。
高木層にはタブノキの他に、モチノキ・ヒメユズリハ・ヤブニッケイなどが多く、
さらに島を囲む波打ち際上部の急斜面にはマサキ・トベラ群落が成立しています。
樹下にはヤブソテツ・ツワブキなどや、テイカカズラ・サネカズラなどの蔓植物も多い。特に林床のキノクニスゲは、竹島が日本における分布の北限とも言われており、これまでの調査で65科238種の高等植物の自生が確認されています。
竹島は小面積の割に草木が密生し常緑樹が多く、対岸のクロマツ林とは景観が異なります。
この植物群を保護する目的で、昭和5年8月25日、国の天然記念物に指定されました。
陸地に接近した島で、植物区系を異にする例は、東海地方では他にはなく、学術的価値のきわめて高い代表的な暖帯林になっています。

竹島
八百富神社